歯科検診に行っているのにむし歯ができた!なぜ!?
皆さん、こんにちは。
JR中央線「国立駅」から徒歩3分の、国立深澤歯科クリニックです。
初診の患者さまに、「歯科検診しているのに、むし歯ができた。どうして?」というお悩みをお聞きすることがあります。
もしかすると、その認識は少し誤っているかもしれません。
歯科検診は、むし歯の予防に有効ですが、歯科検診をしていればむし歯にならないというわけではないからです。
ここでは、歯科検診を受けていてもむし歯ができる理由と、むし歯予防の方法についてお伝えします。
むし歯予防の基本は、毎日の歯磨きです。歯科検診を受けるだけでは、むし歯を完全に予防することはできないのです。
とはいえ、歯科検診に通っていれば、むし歯ができても初期の段階で発見できます。
ほんのごく初期の段階で治療を始めることができれば、場合によっては削らずに様子をみることもできます。
少し進行していたとしても、大事に至る前に治せますし、再発を予防できます。
初期にむし歯を発見できるのは、大きなメリットです。
むし歯の予防には、毎日しっかり歯を磨くセルフケアと、2~3カ月に1回程度の定期検診でのプロケアを併用するむし歯予防がおすすめです。
むし歯ができるのは、むし歯の原因菌の感染によるものです。お口の中の細菌を減らすケアを、しっかりと行う必要があります。
主なむし歯の原因菌は、歯垢の中で増殖します。歯と歯のすき間や、歯と歯ぐきの間にたまった食べかすや歯垢を除去するように、歯磨きをする必要があります。
そして、むし歯の原因菌がエサとする糖の成分をお口の中に残さないよう、食後の歯磨きを徹底することが大切です。
むし歯の原因菌が好むのは、砂糖が入った甘いものだけではなく、主食のごはんや麺類、パンなどの炭水化物に含まれる糖もエサになります。
お菓子を食べていないから大丈夫というわけではないのです。
むし歯がつくられるのは、夜寝ている時です。寝る前に甘いドリンクを飲んだり、スナック菓子を食べたりしてそのまま寝てしまうようなことをしているとしたら、虫歯になるリスクが非常に高いといえます。
寝る前にもしっかりと歯を磨いて、食べかすや糖の成分をお口の中に残さないようにしましょう。
この機会に、むし歯予防のために、国立深澤歯科クリニックで定期検診&メンテナンスを始めませんか?
一人ひとりのお口に合ったケア法についてのアドバイスも行っています。
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