コラム|国立市で歯科をお探しの方は【国立深澤歯科クリニック】まで

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【歯内療法⑤】歯内療法に欠かせない「MTAセメント」とは?~歯を残したい方はご相談ください~

皆さん、こんにちは。
JR中央線「国立駅」から徒歩3分の、国立深澤歯科クリニックです。
 
むし歯が歯の神経まで達してしまった場合、歯の神経を抜く治療を選択することがあります。
しかし、神経を抜いてしまうと、歯はもろくなり寿命を縮めてしまうこともあります。
そこで今回は、歯の神経を残せる「MTAセメント」を知っていただき、治療の視野を広げていきましょう。
 
 

「MTAセメント」で広がる歯を残せる可能性

これまでの治療法では神経を抜くしかなかった歯に対して、「MTAセメント」を使用した歯内療法を行うことで、神経を残したまま歯を保存できる可能性が高まります。
 
通常は、神経までむし歯菌に侵されてしまった場合、歯の神経を抜く「根管治療」を行います。
しかし、神経を抜くと歯は栄養が行き届かなくなり、枯れ木のような状態になってしまうのです。
これではせっかく歯を残せても、将来的に歯が割れ、抜歯にいたるリスクが高まってしまいます
 
そこで、当院ではできるだけ神経を抜かない「MTAセメント」を使用した歯内療法に力を入れています。
 
 

「MTAセメント」を使った治療で歯を残せる理由と特徴

MTAセメントとは、歯科用のセメントのひとつで、歯に含まれるカルシウムを主成分にしています。
 

  • 殺菌作用が高い
  • 密閉できる
  • 生体親和性が高い
  • 親水性が高い


殺菌効果や密閉性が高いため、細菌の増殖を抑え、ほとんどの細菌が死滅します。
また、親水性が高いので、唾液など多少の水分があっても問題なく治療ができる点もポイントです。
これにより、歯の根っこにいる細菌への殺菌効果を期待でき、神経を残したまま保存ができるのです。
さらに、歯の根っこが割れていても、生体親和性が高いため修復し、より歯の寿命を長く持たせることができます
 
ドイツの研究では、MTAの処置により、検査された21の歯のうち、18の歯(86%)が治癒したとわかっています。
(出典:国立バイオ情報センター 三酸化ミネラル凝集体の治療結果:根穿孔の修復より)
 
 
国立深澤歯科クリニックでは、「MTAセメント」を使った治療で、ご自身の歯を長く健康的に使用していただけるように努めています。
できるだけ神経を残して、歯の寿命を伸ばしたい方は当院にご相談ください。

 

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